この文章をご覧になっている皆さんはおそらく「自主的に行動する社員を育てるためにはどうしたら良いのか?」と、悩んでいられると思われます。いつの時代でもこのテーマは世間的に尽きない話題ではありますが、根本的な問題解決方法はあまり変わりありません。
その解決方法の第1段階が「問題意識」を植えつける事です。
いきなり、内向的で指示待ち傾向の社員を自主的社員にステップアップする事は個人の資質がよほど良い場合を除き難しいでしょう。
そのため、社員に対する教育として、「今、何が問題になっているのか」、「この問題を放置させたままにするとどのようになってしまうのか」を会話に折り込みながら意識させる様にします。
問題意識を植え付ける事で、「だから、解決しなければならない」と考え方がおのずと芽生えます。

社員の考えがやる気の方向へ向かった後は、「目標と計画」を考えさせ、実行させます。
ここでいう目標は「今月は、1千万売り上げる」という大きなものでは無く、日常業務の些細な事で構いません。
また、計画は大ざっぱすぎても具体性に欠けますし、逆に細かすぎると進捗遅れが発生しやすく社員のトーンダウンにつながるので、最小でも1日単位で「今日はxxをやる」というレベルが良いでしょう。
計画(日程、手順、手段)を明確にする事で、社員の気持ちが集中しやすく結果として自主性が生まれます。
なお、日常業務レベルであれば、目標と計画の資料作成をするのは返って手間となり非効率です。この場合、毎朝15分程度上司と部下が全員集まり、朝礼を行います。そこで「現在の条項・問題と今日やるべき予定」を1人ずつ口頭で発言させるだけでも効果があります。
新社会人になり企業に入社すると新人研修が実施されます。新人同士の親睦を深めるため合宿を通し、電話対応やロジカルシンキング等を学んだりします。